便秘は万病の元
女性に多い便秘の悩み。
悩んでいるけど、なぜか皆さんそんなに切実ではないのが不思議です。
マイッタマイッタといいながら、1週間くらい便をお腹に入れたまま暮らしている人がたくさんいるのはオドロキです。
便は汚いものなのに、どうしてお腹の中に入れておくのは平気なのでしょうか? 私がまずはじめに声を大にしていいたいのは、「便秘を簡単に考えないで」ということです。
便秘はコワイものなのです。
もっと危機感をもって下さい。
便というのは体に不必要になったものというより、排泄しなければならないもの、体に残っていてはいけないもののカタマリです。
その便が速やかに排泄されないで体内に停滞していると、どんなことが起こると思いますか?
便秘で悩んでいる人の具体的な問題は、お腹が出っ張る、肌荒れくらいなもののように思われていますが、とんでもありません。
私のところに整体に来る人の中でリウマチとか、膠原病とか、パーキンソン病などいわゆる「難病」と呼ばれている病気を持つ人のほとんどが20〜30年来のベテラン便秘症です。
これは偶然ではないと思います。
その難病系の人たちの傾向をもう少し詳しくお話すると、とにかくすべてにおいて「排泄」がうまくいってないようなのです。
具体的には「便・汗・生理」。この3つがセットでうまくいってない人で、元気ハツラツ、お肌ツヤツヤの人なんて見たことありません。
便秘の原因は食べ過ぎ
便秘の原因は、私が観てきた限りでは、「食べ過ぎ」が圧倒的です。
よく便秘の人で「食べなきや出ない」といっては食べている人がいますが、上から詰めれば下から出るなんて、そんなトコロテンみたいなものではないです。
便秘というのは消化器や腸のオーバーワークから生じるのです。
便秘の人のお腹の中はいつも残った便を抱えていなければならないし、その上で新しく入ってきたものを消化したりしなければならないのだから大変。
だから腸がくたびれて、働きが鈍るのも無理ないわけです。
だから便秘の人がまずはじめにすべきなのは、「腸にお休みをあげること」です。
下剤は安易に使わないほうがいい
腸壁というのは、たくさんのヒダヒダがあって、それがウニウニ動いて便を下へ下へと運んでくれるのですが、強い下剤を長年使っていると、腸壁のヒダヒダが溶けてツルツルになってしまいます。
だから下剤なしでは便を自力で出せない腸になってしまうのだとか。
怖いですね。
そこまでいかなくても、下剤で便を出すのが習慣になると腸のほうも心得たモノで、「別に無理して働かなくても、そのうち下剤が大掃除してくれるでしょう」と、「他人任せな、無気力な腸」になってしまうのです。
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